おすすめ!フィルムっぽい写真が撮れるiPhoneアプリ
どんどん温かくなってきて、というかもうほぼ暑くて毎日のドライヤーが地獄なみボです。こんにちは。
普段ブログを書かないので冒頭のあいさつをどう書けばいいのかぜんぜんわかりません。とりあえず「こんにちは」って言っとけばなんとかなる!
今回はカメラアプリ大好きなわたしがおすすめするフィルム風に加工出来るカメラアプリを紹介したいと思います。カメラアプリが好きすぎて「お!よさそう!」と思ったものはとりあえずインストールしてしまうどうしようもないおたく。
今回の記事では作例写真はできるだけ同じもの、しかもぜんぜん盛れてないどうしようもない写真を使用しました。その方が「これ、そもそも元の写真がいいから良さげに見えるのでは…?」という疑問が生まれないので、アプリの加工機能を平等に判断できるかと思います。(アプリのサンプル写真って盛れすぎでほぼほぼ詐欺だよね……)
VSCO
無料。サブスクリプションでのApp内課金あり。
有名なので今更わたしが紹介する必要もないですね。
とりあえずこれ使ってとけばいい感じの“映え”写真になる。フィルターがたくさんあるのでどんな色味の写真も加工しやすいと思います。
特徴
- 加工前の生データが残る
- 編集内容を他の写真にコピーできる(複数枚編集するときに便利!)
- RAWデータの編集も可能
- アプリ自体が写真を載せるコミュニティになっている
作例
「粒子」で加工できるノイズが独特ですね。わたしは「HB2」か「C1」か「F2」が好きでよく使ってます。ちなみにVSCO Membershipという年間払いの有料会員になってフィルターを全開放するかずっと悩んでる……。
RNI Films
無料。追加フィルターのApp内課金あり。
とにかくわたしがいちばん好きな加工アプリ。無料の範囲でもたくさんフィルターが使えます。追加フィルターは480円と高いけど満足度も高い。
特徴
- アプリでの写真撮影はできない、あくまで加工のみ
- 実在のフィルムの名前がついているだけあってフィルターのかかり方がリアル
- 「SHARPEN」という項目で写真全体をぼかすことができる
作例
粒子の粗さがリアル。「SHARPEN」で写真全体をぼかせることによってピントがあまいフィルム写真っぽさが出せます。
作例はわざと強めに色味が変わるフィルター使いましたが、写真とフィルターの種類によってはフィルム写真の自然なやわらかい風合いに仕上げられます。
保存したらなぜか1pxの枠つくのがなんとかしてほしいな〜って思うけど、まぁトリミングすればいいので目をつむる。
イタリア写真館
無料。広告なしや追加フィルターのApp内課金あり。
わざとらしくない自然なフィルム感が出せます。無料で使える範囲は「COLOR 1」「COLOR 2」「COLOR 3」のみですがどんな写真にも使いやすいフィルターたちなので課金しなくても十分だと思います。コントラスト、彩度といった簡単な調整もできる。
特徴
- カメラロールからの読み込みのみ、アプリでの撮影はできない
- 収差による色ズレ加工ができる
- 画像の比率がいろいろ選べる
- 日付の印字ができる、「年」の数字が編集できる
作例
「NOISE」で加えられる粒子感がリアルですね。日付の印字も自然。
わたしはよくHuji CamやGudakで撮った写真をさらにこのアプリで加工して粒子感を足したりしています。
Dazz
無料。サブスクリプションでのApp内課金あり。
チェキ風にできるフィルターもあるし、レンズの種類も選べるので、無料でここまでできるのは正直すごいな〜と思います。アイコンがかわいくないけど。
特徴
- アプリでの撮影、カメラロールからの読み込みどちらも可能
- 二重露光ができる
- 魚眼レンズなどさまざまなレンズを選べる
- 日付の印字ができる(書体も選べる)
- ランダム感光の強さを設定できる
作例
どのフィルターも黄色みが強く出る気がします。赤みがないのでパンケーキまずそうですね。
粒子感や端の方の収差によるボケがすごくリアル。日付の印字で選べる書体もナチュラクラシカっぽくてかわいい。
Huji Cam
無料。App内課金あり。
これももはや説明不要なぐらい有名なやつですね。
色が濃く鮮やかに出るのが特徴。「写真の品質」を「低い」にした時の外側がボケたり色ズレを起こす収差の表現がいい感じ……なんだけど、粒子感がないのでめちゃくちゃリアルなフィルム写真みたいには仕上がらない。
特徴
- 仕上がりがランダムなので楽しい
- カメラロールからの読み込みをするにはApp内課金が必要
- 日付の印字ができる、年月日の表記スタイルを選べる
作例
わたしは課金していないので作例写真が他と違います。すみません。
ランダムライトがどう入るかわからないので、いい感じに撮れたらめちゃくちゃうれしい。ものによってはノイズも入ったりします。
Gudak
有料。白黒フィルムを追加するApp内課金あり。
使い捨てカメラ風アプリの先駆けなので、これも今更説明はいらないかと思います。
24枚撮りきって現像に3日かかるので不便なんだけど、逆にどう仕上がるのかわからないフィルム写真のドキドキ感がある。
特徴
- カメラロールからの読み込みは不可
- ファインダーの小さいプレビューしか見れない
- 24枚撮りきらないと現像できない、現像に3日かかる
作例
仕上がりがやや暗めでボケや色ズレの収差効果もかなり強いですね。粒子感がないのでリアルなフィルム感はなし。なんとなくデジタルトイカメラっぽいなと思います。
CALLA
無料アプリ。追加フィルターのApp内課金あり。
フィルム写真っぽいっていうより、ボケ感や画質やチープな仕上がりになる感じがデジタルトイカメラっぽいアプリです。
UIがおしゃれすぎるがゆえに操作がわかりにくい。あと日付の印字がちょっとダサい。
追加で課金したけど、正直わたしはほぼ使ってません……。
特徴
- カメラロールからの読み込み、アプリでの撮影どちらも可能
- UIがとにかくおしゃれ
- マニュアルフォーカスでボケた写真が撮れる
- 日付の印字ができる
作例
無料で使えるA1は赤味が強く出てブラウンがかった仕上がりになりますね。M2は青みが強く出ます。
Dkon
有料。App内課金なし。
Huji CamやGudakと同じくコンパクトカメラを模したアプリです。
Gudakとは違いその都度写真の保存ができるけど、いちいちカバー開けてフィルムからプリントアウト(保存)をする作業がちょっとめんどくさい。フィルターの変更をするために撮った写真をプリントアウトしないといけないのも手間です。
特徴
- ファインダーのみのプレビュー
- インカメラあり
- カメラロールからの読み込みはできない
- ピンボケの強さを変更できる
- 日付の印字あり
作例
「KUJI」はHuji Camに似て色が濃くはっきりした写り。
「Kudak」はコントラスト低めでやや暗い写真が撮れる。
「OLIVE」はAgfaに似て彩度も明度も高くトイカメラっぽさがあります。
「B&W」は青みの強い白黒写真になります。
(適当に撮った写真ですみません…)
粒子感やボケ感がかなりリアルなチープな使い捨てカメラのフィルムっぽく仕上がります。ただこのフィルターだったら無料アプリでも似たようなものがあるので課金する必要はない気がします……。
AnalogFilmシリーズ
有料アプリ。Analog Parisが有名なシリーズ。
わたしが購入したものはAnalog TokyoとAnalog Jejuのふたつ。それぞれ別のアプリです。正直まっったく使ってないのでおすすめというわけではないんですが……一応フィルム写真っぽい加工ができるので載せておきます。
フィルターの種類は120円にしては少ないですが、色調補正などの加工は一通りできます。
作例
まとめ
フィルム写真っぽくなるカメラアプリといってもいろいろで、加工メインのアプリや撮るだけのアプリなどがありましたね!
わたしは用途によって使い分けてますが、時間があり細かく調整したいときは「VSCO」「RNI Films」を、Twitterなどにすぐあげたい!と手早さを重視するときは「Dazz」「Huji Cam」「イタリア写真館」を使うことをおすすめします。
わたしの場合ひとつのアプリで加工を済ますことはほとんどなくて、大体2つのアプリを使って仕上げています(例えばHuji Camで撮った写真をRNI Filmsで加工して……など)そんで加工した写真をとくにどこにも載せるわけじゃないってのがこのブログのオチ……。
あと同じ写真を何回も加工してたらわけわかんなくなって頭おかしくなるかと思った。
今回紹介したアプリは無料のものが多いので、ぜひ試してみてください!
快適な“映え”SNSライフをエンジョイエンジョイ♪
(ちなみにマジのフィルム写真はこんな感じです)
追記|実際の加工例
あまりに盛れてない写真を作例にしてしまったので「これほんまにええ感じになるんか…?」って自分でも疑問に思ったので、一応“盛れてる”写真を載せておきます。
VSCOのみ
RNI Filmsのみ
Huji Cam + RNI Films
Huji Cam + イタリア写真館
Gudak + イタリア写真館